2008/09/26

入院について

精神科に入院、と聞くとかなり抵抗を持つ方が多いのかもしれません。
実際、ダンナの父親も直前まで反対していました。

しかし、うつ病患者をサポートすることは場合によっては案外むずかしいものです。
入院させることは決して、投げ出すとか見捨てるということではありません。

うつ病治療の過程では、まず、以下のことに気を配る必要があります。

 ・処方された薬をきちんと飲み続けること

 ・3食きちんとバランスのよい食事をとること

 ・規則正しい生活をすること(早寝早起き)

健康な状態であれば、一見たいしたことのない簡単なことに思われるでしょう。
しかし、うつ状態が長く続いていると、今まで普通にできていたことがなかなかできなくなります。

副作用がきついと言って薬を飲むのを止めてしまうことがあります。
また、周囲の人が薬は飲まないほうがいい、と止めさせてしまうこともあるでしょう。
一般に、抗うつ薬は飲み始めてから効果が出るまでに2週間ほど掛かると言われます。
副作用が出やすいのも飲み始めのころだそうです。
私もこのことを理解するまでは薬なんて飲まなくてもいいのでは?と思っていましたから、ダンナが飲むのを止めるといったときにも止めませんでした。今はとても反省しています。

食事や早寝早起きについては、家族が同居しているならさほど問題はないのかもしれません。
しかし、これを実践するために、誰かが無理をしなければならない、負担を感じるような状況になれば、第三者の手を借りることも選択肢として考えていいのではないでしょうか。

私の場合は、仕事で出かけなければならない為、日中はダンナひとりで家にいて、ただひたすら横になっている状態が続いていました。昼食を用意していても、食欲がなかったと言ってたまたまあったお菓子を食べていたり、何も食べなかったという日もありました。
朝はとりあえず起こしてみるのですが、なかなか起き上がらず、結局そのまま出かける時間になってしまうことが多かったです。

そして何よりも、ダンナの場合は希死念慮があり、未遂も2度しているので、私は出かけることがだんだん怖くなってきていました。家にいても寝ている間やちょっと目を離した隙に、なんて考えると不安になる一方でした。

ダンナはダンナで、共倒れになってしまうことをとても心配していましたし、私たちにとっては入院という選択は決して悪くなかったと思っています。もちろん、寂しくはなりますが、それでも24時間神経を張り詰めていなければならないという状態はかなり緩和されました。

義父には、以上のことを説明し、病気である以上は専門家である医者に委ねてみてはどうかと、半ば無理矢理でしたが、納得してもらいました。

入院を勧められて迷っている方や戸惑っているご家族の方、もちろん我が家の場合とは環境がちがうと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。


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